2020年02月06日(木)に周南市シビック交流センターにてJSCA中国支部山口地区会の「 山口地区会技術交流会 」を開催しました。
他の地区同様に山口地区でも年1回技術交流会が開催されており、2019年度は周南で開催されました。
周南市シビック交流センターにおいて、35名の構造技術者が参加し、BIMをテーマとしたセミナーが開催されました。竣工間もない周南市役所に接続する一室で、受講と現場見学会が同時にできるような体験をさせて頂きました。
セミナー1として「BIM元年から10年>「建築BIM Re:START2020」のススメ」と題して㈱大塚商会 堀口様に官民の最新BIM業界動向、各ソフトの位置付け、特徴、覚え方のコツなどをご教示頂きました。建築BIM対応CADは「Revit」と「ARCHICAD」が業界標準との事です。また、受注する際の留意点や資料入手方法など、興味深い話題でした。
セミナー2では、「一貫構造計算「BUS-6」と「Revit」BIMデータの連携のこれから」と題して㈱構造システム 大日方様に望まれるデータ連携実現の取組についてご教示頂きました。複数人がクラウド環境を利用した設計を行う上での課題や、確認申請手続きの問題点も指摘してくださり、実務に直結した内容で、近い将来BIM対応は必修となる事を確認しました。
懇親会は同施設内のCAFÉで22名が歓談しました。職場での課題や資格取得時の苦労話など、お話する機会が少ない他県の方とも意見交換もでき、お酒の力もあり、大変楽しい時間を過ごす事ができました。