鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説（RC規準）は、2010年に改訂し、2018年には2010年版をベースに新しい考え方が追加されています。

講習会は、2部構成で行われました。

前半は、広島大学大学院の日比野准教授による1999年版（旧規準）から2010年版での改訂点や背景の説明がありました。どのような背景（理論）で改訂に至ったかを理解することが、設計の考え方・知識が身につくと感じました。

後半は、JSCA中国支部技術委員会の近松委員長による壁部材の算定例及び2018年版と旧規準との比較がありました。主には、開口低減率r3や開口補強筋算定・ピロティの例題でした。こちらの方は実際に実務を行う上で、参考となるものでした。